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12.01.2020

昔すごく憧れていた大人がいました。

 

私が仕事を始めた頃に、

その方は自営業の楽しさや辛さを色々教えてくれたのです。

 

私が出会ってきた自営業をやっている方や、

銀行でお金を借りて、

毎月の返済をしながらも自分のお店を持っている人って、

「集団生活の中では自身が持っている短気さと、こだわりが強すぎて病んでしまう」

というような、

少し偏ったものを持っている方が多かったのです。

 

その方は10代の頃から人一倍働き、

仕事が終わった後も「どうやったらもっとお客さんに喜んでもらえるか」を考え、

気の合うお客さんとはずっとビジネス論を交わしたり、

他人の恋愛相談に耳を傾けたり、

「何事にも本気で生きる」という熱さが憧れだったし、

手本にもしてきました。

 

ただ、

毎日を忙しく生きている人特有の、「どこか不機嫌さ」の空気も抱えている人でした。

 

熱を持っている人は、

すごく輝いているし、

人を集めるし、

カッコイイです。

 

でも、

その「熱」が、

なんというか、

遠赤外線のように内部までじんわりと暖まっている人と、

外側がすごく熱されているけど、

中身の芯の部分の炭のような部分が冷えて感じられる人がいることを、

もう少し大人になってから感じられるようになったのです。

 

もちろん、

どちらが良くて、

どちらが悪いという話をしたいわけではなくて、

「自分の内側にある寂しさや空虚感を埋めるために、一生懸命自分にできることをやったり、他人に尽くす人」はかっこいいです。

その人のおかげで笑顔が生まれるのだから。

 

だけど、

「外側が熱せられているけど、内部の炭が冷えているように感じられる人」は、

どこかで自身の健康の部分を崩しながらやっていってしまうところがあって、

でも、

多少の健康が犠牲になっても、

自分の熱とスピード感を落とせなかったりします。

 

自分が少しだけ大人になってきて、

憧れてきた人達が抱えていた弱さやもろさの部分も知ることができました。

 

「今」の年齢になってわかってきたことに、人生って本当にバランスよくできているなと、

勝手に思ったことをここで共有したいと思いました。

 

20代の頃なんてそういうことに全然気づけなかったし、

「強い人が持つ、強い部分」だけしか見られなかったです。

 

でも、

それを20代の子に見せようとしなかった大人の意地って、

改めて自分がこの年齢になってみて「カッコイイ」と思いました。

 

 

 

以上。

 

 

神鷹のコラムでした。

 

 

 

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