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サーロインステーキの人

12.01.2020

これは20代の人にはわかってもらえないかも知れないと思って書きたいのですが、

というか、

僕が20代の頃は正直全然理解できなかったことがあって、それは、

 

「煮物のおいしさ」

でした。

 

若い頃って毎日ハンバーグ食べたかったし、親戚のお家でも、

自分のお家でも、

腹を空かして帰ってきた時に「里芋やがんもの煮物」とか、

わけぎのからし酢味噌合えとか、

それがテーブルに上がっていたのを見ただけでテンションが下がっていました。

今はもうその二つのありがたさの方が勝るのだけど。

 

毎日焼肉でも良いと思っていたし、

サーロインステーキは「大人こそが食べられる贅沢」だと思ってきました。

ステーキ屋さんとか言っても、

ステーキって一食食べるのに2000円以上するじゃないですか。

「いつか稼げるようになったらステーキ食べたいな」と思ってそっとハンバーグの方をみんなで頼む。

その「ハンバーグの輪」ってすごく好きでした。

 

それで、表題なのですが、

大人になってからの人間関係とか付き合いを考えた時に、

自分が知らず知らずのうちに

 

「サーロインステーキの人」

を避けてきたように思えて、

サーロインステーキの人とはバイタリティーがすごくあって、

いつもお金の話があって、

女性だとメイクや香水がバッチリで、

靴がピカピカで、

会うといつも「最近あった面白くておしゃれな話」が2,3個あって、

色々な体験をしてきたからアドバイスとかすごくありがたい。

何より、

そういう人に会うと自分が「よーし、俺もやるぞ」と思ってなんかパワーアップする気分になる。

 

そういう人達を僕は「サーロインステーキの人」と呼んでいて、

今でもすごく尊敬しています。

 

サーロインステーキの人ってみんなに疲れを見せない。

多分、

本当に別に「動きを止めて休む必要がない。そういうことをしちゃうと逆に不健康になる」

と自覚している人だからこそ、

いつもバイタリティーにあふれている。

 

だから、

私がサーロインステーキの人ならすごく仲良くなって、

いつでも刺激を与え合う関係性をずっと築けたといつも思うのです。

 

年齢と共に、

自分が今何の食材であり、

何の料理なのかってチェックすることがあります。

 

今の私は分葱(わけぎ)のからし酢味噌合えあたりが放つ力にすごく共感してしまっていて、

サーロイン先輩とは食べ合わせが悪い。

 

「どんなに栄養価が高そうに見えて、キラキラしている料理でも、今の自分の胃腸の状態に合わせないと消化不良を起こすなぁ」

 

というのが、

仕事でもプライベートでもひとつの目安になってきています。

 

もちろん、

今でもサーロインステーキはご馳走ですし、好きです。

 

でも、

毎日食べる必要はなくなってきちゃったし、自分に食べられるご飯をちゃんと消化してきたいなと思った冬の月曜日でした。

 

 

 

以上。

 

 

神鷹のコラムでした。

 

 

 

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