© 2017. kamitaka BLOG all right reserved

コミュニティビジネス

19.06.2019

コミュニティ型のビジネスとしては、

Appleをよく題材に出すのですが、

 

ダイソンを例にして、

コミュニティビジネスの成功を考えていきます。

 

ポイントとして3ステップ

 

1、認知

2、成長

3、展開

 

まず、

どうしたって最初は知ってもらわなければ始まりません。

 

【1、認知】

ここで重要なのは、

『独自の視点と面白さ』です。

 

自分達のユニークポイントを提示できるかということです。

 

ダイソンはまず掃除機の分野で、

ゴミパックを入れない『サイクロン式』を独自のウリにしました。

 

そして、

デザインを奇抜な感じにしています。

 

でも、

サイクロン式って聞いてもよく分かりません。

 

秀逸だったのがキャッチコピーです。

 

『吸引力が変わらないただ一つの掃除機』

 

このキャッチが優れているのは、

『吸引力が変わらない・・・吸引力が強い』と勘違いする点。

 

実は、

初期ダイソン掃除機は、

モーター性能などの違いもあって吸引力は弱かったのです。

 

日本メーカーの紙パック式の掃除機は、

確かにゴミが溜まるほどに吸引力は落ちますが、

 

そのとても落ちた状態でも、

ダイソンの吸引力より圧倒的に上だったという比較実験のデータもあります。

 

『吸引力が変わらない』はウソではない。

 

でも、

『変らない=強い』と認識させてしまった、

この秀逸なキャッチコピーと、

それを物語るデザインで、大きく認知を広げました。

 

【2、成長】

ダイソンを知った人が、

だんだん巻き込まれてコミュニティ化します。

 

この時には、

必ず共感が生れています。

 

まず、

デザイン的な共感です。

 

あのグレー主体の近未来的なデザインは、

とても好みが分れると思います。

 

でも、

分かれるのがいいんです。

 

周囲に合わせた『無難』では、

コミュニティは作れません。

 

従来のリサーチしてから商品を作るような、

マーケットインの考え方では、

コミュニティ化が難しく、

価格競争で疲弊する道になってしまいました。

 

このデザインなど感性にうったえるものは、

結局“場を作るリーダー”が中心になってきます。

 

ダイソン社なら、

ジェームズ・ダイソンの感性が存分に発揮されていてなおかつそれに共感した人が来ます。

 

逆に、

吸引力を求めた人は、

『そんなに吸わない』ということで離れていきます。

 

また、

値段的ブランディングも効いてきます。

 

安いものより、

高いものの方が、

持っている人の優越感もあって、

コミュニティ化しやすくなります。

 

次の展開時の価格が非常に高価格設定にも持って行けて、

アンチの流入も防げるということにも一役買っています。

 

【3、展開】

サイクロン式という認識によって、

『風のプロ』というイメージがついてくると、

今では、

羽の無い扇風機やドライヤーを売ってます。

 

ひしゃくみたいな形のドライヤーですが、

5万円程度の値段です。

パナソニックあたりの最高位ドライヤーの倍ぐらいの価格設定です。

 

もう、

これはドライヤーを選ぶ人に向けた商品ではなく、

ダイソンコミュニティの人に向けた商品です。

 

『ダイソンだから買う』という人が買ってくれればいいんです。

 

この『ダイソンだから買う』という感覚を持つ人がコミュニティのメンバーです。

 

このメンバーかどうかも、

“会員になってる”という、

目に見えることではなくて、

 

意識の方の問題です。

 

共感をしていて、

無意識に『いいな~』と思えている状態は、

既にメンバーになっています。

 

ダイソンのMSPは『独自の技術と近未来デザインで、あっと驚かせる』

というように私は感じます。

 

ここを外さない商品なら、

共感するコミュニティで色々展開も出来ます。

 

今はライトなんかも売ってます。

 

この様に、

コミュニティとは、

共感を軸に意識的に繋がったもので、

 

ビジネスにおいては、

今後外せない概念になります。

 

まずは、

共感を得られる自分になりたいところです。

 

それは、

自分がどんどん自分らしさを発揮することで成されていきます。

 

自分らしさが発揮されれば、

それは70億人に一人しかいないとても貴重でユニークで興味深い存在になるからです。

 

ジェームズ・ダイソンもまた、ユニークさを現実化した、

『サイクロン式』を開発するまでに、

5年の月日と5千台を超える失敗作を生み出しています。

 

そして、

会社にし、

事業展開出来るようになるまで、

今度はさらに10年掛かっています。

 

なぜ、

掃除機にここまで情熱を持てたのか?

 

その情熱こそ、

コミュニティ化できる根源であり、

最も難しいですが大切な要素です。

 

 

 

以上。

 

 

神鷹のコラムでした。

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload