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認知療法

14.05.2019

認知療法を創始した精神科医のアーロン・ベックは、

うつ病の治療を研究していました。

 

うつ病により、

否定的な考えになるという

認知の仕方を3種類特定しました。

 

それが、

 

・自分自身の否定

・外界(この世界)の否定

・未来への否定

です。

 

うつ病になった患者の多くは、

自分自身を『役立たずで無能で無価値な人間』とみなす傾向があります。

 

認知療法は、

こうした否定的な思考や認知の歪みを修正することを目指したものです。

 

その流れの中で、

普段の会話から、

自分の意見をすんなり伝えられるのか

ということが、

自己否定の回避にもつながるということを考えていきました。

 

ここで出てくるのが冒頭の

『み・かん・てい・いな』です。

 

これは4つのことを表した言葉です。

 

【み=見る】

まずは客観的な状況や事情を伝える

 

【かん=感じたこと】

自分の気持ち、相手の気持ちを伝える

 

【てい=提案】

こんなことをしたいという提案

 

【いな=否(否定された時)】

どうかと聞いて、否定された場合の対処・対策案

 

例えば、

こんな感じです。

 

『お疲れ様。あなたも疲れていると思うけど、

最近とても悩んでいて(客観的状況)

 

もう、

どうしたらいいかわからないから

私の話を聞いてほしいの。(気持ち)

 

今、

長くなるかもしれないけど

聞いてもらえる?(提案)

 

もし今疲れているようなら、

いつがいいか教えて。(対策案)』

 

感情的になっているときは、

感型エネルギーが大きくなるので、

『自分の気持ち』と『提案』だけをしてしまいがちです。

 

「私は悩んでいるから、聞いて」って感じです。

 

でも、

それだと、

相手は自分勝手感を感じてしまいます。

そして、

「いや、今はちょっと」と返事をしようものなら、

 

「あなたは、私のことなんか考えてくれないのね!」

と相手も自分も責めることを言ったりします。

 

ここで、

まず『客観的な状況』、

そして否と言われたときの『対策案』まで見ておくことで、

お互いの気持ちを尊重したコミュニケーションになります。

 

感情的になりながらも、

理性を働かせられるかということを求められることですが、

 

相手に何かを求めるときや、

感情的な相手と会話をするときは、

『みかんていいな』を思い出してもらえると

お互いに気持ちが通うコミュニケーションになっていくことでしょう。

 

認知療法からの会話術的なお話をさせていただきました。

 

感情的な時こそ、

『みかんていいな』の会話をしてみてください。

 

 

 

以上。

 

 

神鷹のコラムでした。

 

 

 

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