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唯一無二の存在

24.04.2019

世の中には、

2種類の人間がいると言われます。

 

1、自分で自分の人生を切り開きたい人間

 

2、自分の人生を人に切り開いてほしい人間

 

よく、

『自立』と『依存』ということを言いますが、

基本的に子供の時は依存で、

親に人生を託しながら大きくなって行きます。

 

成長途中で、

『自分はこれがしたい』と自立が芽生え、

それが、

自分の人生全般にまで広がっていきます。

 

この2種類の人間のことを、

スペインの哲学者オルテガは、

『大衆と貴族』と呼びました。

 

自分の人生を人に切り開いてほしいと望む人達を『大衆』

 

自分の人生を切り開きたい人達を

『貴族』と分けてその特徴を研究していったのです。

 

大衆の特徴としてオルテガは、

こんなことを言っています。

 

『自分がみんなと同じだと感ずることに、

一向に苦痛を覚えず、

他人と自分が同じであると感じて、

かえっていい気持ちになる人々』

 

今の教育制度、

社会制度などは『出る杭は打たれる』的なところもありますし、

日本の文化も調和を重んじる傾向が強く出ます。

 

日本人は特に、

この大衆という依存の状態から移行するのに

一苦労することが多いと個人的には感じています。

 

一方、

オルテガは貴族については、

『奉仕の生活を生きる者』としています。

 

ここで言う“奉仕”とは、

ボランティア活動のようなことではなくて、

他人のことを考えて、

常に自ら何かをして動くことを言っています。

 

この意味では、

お礼としてお金をもらうビジネスも含まれます。

お金が発生するかどうかと言う視点ではなく、

『常に他人のことも考え、

自ら考え行動しているか』ということにオルテガは言及しています。

 

そのために、

自分に多くを課し、

努力し、

自分を高め続けようとする、よくいう言葉では、

『使命を持って生きる人』のことをオルテガは貴族と呼んだんですね。

 

自分の人生を切り開くためには、

自分のことを考えてばかりいる視点だけでは、

成し得ることができないんです。

 

でも、そうは言っても、

いきなり人のために考えることはやはりできないと感じます。

 

基本的に、

自分が可愛いという『自己愛』と、

自分が得したいという『利己主義』がありますから。

 

自分の人生を切り開きたいと思ったら、

 

まずは『みんなと同じでいい』という大衆視点から、

唯一無二の自分を見出すための『自分とのコミュニケーション』が不可欠です。

 

その上で、

『他者とのコミュニケーション』により、

自分には、何ができるのか?

が見えてきます。

 

自分で自分の人生を切り開く。

 

あなたは、もちろん貴族です。

 

以上。

 

 

神鷹のコラムでした。

 

 

 

 

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