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自在の力

03.04.2019

自由自在という言葉があります。

 

この『自在』というのは仏教用語でもあり、
般若心経の冒頭に『観自在菩薩』が出てきます。

 

この自在という、
『なんでももなしうる力』を仏様(仏陀)は持っていると言われます。

 

これは表面的な神のパワーというわけでは無いです。

 

まず自由を考えた時、
何かしらの制限『不自由』が見えてきます。

 

何も制限の無い状態では、
それは自由そのもので、
自由という言葉が意味をなさなくなります。

 

ですが人間は、
生まれながらにして、
そもそも不自由を抱えます。

 

まず肉体を持ったことから、
制限がかかってきます。

 

お腹は空くし、歳もとります。

 

また、
社会という中に突然放り込まれますから、
そのルールには当然従うことになります。

 

この不自由さから脱するのが、
『自在力』でしょう。

 

仏様の持つなんでもなしうる力ですが、

これを心理学的な視点から見ていくと、
『自分の在り方を観る』ということでしょう。


まさに『観自在』です。

 

どこに自分は不自由さを感じているか、
何が不満で、
本当はどうありたいのか?と、

内面を見つめる力によって、
気づくことができます。

 

今までは、
なにか知らないけどイラっときていたことが、
こんな観念から出ていることなんだと気がつけたら、

それは自分でコントロールができる可能性を手にできます。

 

人は基本的に、
常に自分のフィルターを通して世の中を見ています。


主観的なものの見方には、
勝手な想像や思い込みが多分に含まれています。

 

人によって、
気になることと、
気にならないことも
それぞれです。

ルールを頑なに守る人と、
すぐにルールを破る人、
なぜかルールが自分のものに変換される人など、
全く様々に世界を見ています。

 

まさに色眼鏡のフィルターのごとく、
同じものを赤にも青にも黄色にも見ているのです。

 

そこをとにかく全てフラットに見ていけるようにするのが、
悟りへの修行でもありますが、
それは随分大変な作業です。

 

そこまで全部じゃなくても、

とりあえず、
自分の心がネガティブに振れた時は、
そこになんらかの不自由さを感じていることなので、
自分の在り方を観る(観察)ことが
大切だと感じます。

 

不自由さを自由なものへ(特に気にならないものへ)と変換させるために、
どんなフィルターが掛かっているかに気がつくと、
自分の在り方がそこに湧き上がってきます。

 

そして、
自分がやりたいことをやっていくというエネルギーに満ちていきます。

 

それは成長とともにそこに『自分が在る』という、
どっしりとしたエネルギーをもたらしていきます。

 

不自由さは、
どこまでいっても究極的にはなくならないかもしれませんが、
自分を観ることで随分減らしていけるということは、
実感出来ます。

 

そんな観自在の力を高めていきましょう。

 

内面を見る力を養うのが、
心理学の一つの重要な役割です。

 

自由と自在について考えて、
まさに自由自在に人生を創り出していきましょう。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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