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決める

23.03.2019

成功哲学『思考は現実化する』で著名なナポレオン・ヒルは、
即断即決が大事だと言います。

 

ナポレオン・ヒルは、
貧しい鍛冶屋の生まれで、
25歳の時に学費を稼ぐために、
成功者の記事を雑誌にしようと、
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーを取材しに行きます。

 

カーネギーは73歳でした。

 

成功者の実例をインタビューしていく話に、
カーネギーは乗ります。


そして、
こんな提案を出しました。

 

「君がインタビューすべき500人は私が紹介する。
この成功プログラムの編纂には、
20年の調査が必要だが、君はその仕事を
やる気があるかね?
イエスかノーで答えたまえ。
ただし、
僕から君への金銭的援助は一切しない」

ナポレオン・ヒルはイエスと答えました。

 

その時カーネギーはポケットからストップウォッチを取り出して、
「29秒。
この種の決断に1分以上かかる人間は、
その後何をやらせてもダメだ。
君は見込みがある。」

と告げられます。

 

20年の歳月をかけて、
援助なしでもやりきる気構え。

 

ここでの決断力が

ナポレオン・ヒル自身の人生を変えました。

 

ですから、
ナポレオン・ヒルは即断即決を推奨しています。

 

でも、
考えずに決めることが本当に良いのか?
と普通の方は頭をよぎります。

 

将棋などの世界では、
本当によく考えますよね。


大会によっては、
1手さすのに1時間も考えたりします。

 

心理学などでも決断をテーマにして研究している人たちもいるのですが、

決断の場面での、
心理の構造パターンはそんなに多くありません。

 

ざっくり2つに絞れます。

 

1つが『単純選択』。
もう1つが、『構造選択』。
と呼ばれるものです。

 

『単純選択』とは、
例えば、
レストランに入ってメニューを見て
そこからこれが良いと決めることです。


A,B,C,Dの中から選ぶ場面です。

 

『構造選択』は、そのメニューひとつひとつから、
例えばハンバーグを選んだ場合、
カロリーオーバーで太って、
それが彼に嫌われることになるんじゃないか
餃子だったら、臭くなってその後人に会えなくなるし
と、
Aの背後にはEやFが連なっていたり、
Bの背後には、
GやHがあるなど、
複雑に捉えて深く考える場面です。

 

これはその局面において求められることが変わります。


例えば、
スポーツなどは即断即決の単純選択が迫られます。


ボールをもらって立ち止まって考えてる暇はありませんから。

 

でも、将棋などは構造選択が迫られます。


1手の重みが全く変わります。

 

もし、
相手がいる場合はそこに時間制限ができます。


この場合は、
できるだけ早く決断する方が好ましいです。

 

その時、
カーネギーの提案のように重く、
恐れを感じる時、
人は構造選択にどんどんはまって行きます。


すると、
決めきるまでに時間を要するのです。

 

ですから、
この時は、
あえて単純選択に持っていく方がいいです。

 

そうした時の心理としては、
『どっちが失敗なんだ』と考えがちです。


人はリスクの少ない方を選ぼうとしがちなんですね。

 

でも、
『どっちも正解。その上でどっちが楽しそうか』
という基準で選べるといいですね。

 

塾考がダメなのかというとそんなことなくて、
実は普段塾考している方が、
単純選択の場面での精度は各段位上がると思っています。

 

『人生を考える』など、
とても複雑な時は、
時間をかけて構造選択を緻密にして、
将棋のように100手先まで考えることも良いとは思います。


それが、いざという時の、
即断即決の制度が抜群に上がるからです。

 

毎日、
いろいろ決断している私達ですが、
本当は、
決めきれていないのではないかと、
自分自身に、
質問したことから書き始めてみましょう。

 

決める際の手がかりになったら幸いです。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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