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近代化と心模様

05.03.2019

中世から近代にかけての流れで、

宗教が力を持っていた時代から、
現代は、
科学やお金が力を持つ時代となっています。

 

言い換えると、
宗教が生活の中心で、
神様は絶対だという時代から、

科学やお金が生活の中心で、
そこに大きな価値を見ている時代へと
変わってきました。

 

これが近代化という言葉の大きな意味として、
見ていきます。

 

近代化は18世紀の西洋、ヨーロッパからのことですので、
日本では明治時代になってからという感じですが、

そこから今の時代も、
この流れの中にあって、
心理的にも大きな作用があると思っています。

 

宗教が絶対で、
神様さえ信じていればいいという時代から、
啓蒙思想が沸き起こり、
西洋哲学の重要視している『理性』によって
しっかりと考えていこうという流れになりました。

 

権力があるところには、
どうしても腐敗した部分が生じてきます。

 

キリスト教も、
本来はこの世を幸せに生きる素晴らしい知恵の宝庫なのですが、
権力を持ち我欲に溺れた人によって、
途中、
残念な感じになってしまった印象があります。

 

その残念な感じから、
ちゃんと理性を使って、
何でもかんでも神様のせいにしないで考えていこうという流れは、
『合理性』的な考えを推し進めることとなりました。

 

この合理性がもたらしたものが、
『要素還元主義』と言われるような、
とにかく問題があったら、
バラバラに細かく分解して、
要素を見て、
それから纏めていこうとう流れです。

 

西洋医学がイメージしやすいと思うのですが、
体のパーツパーツを見ていきながら組み上げるイメージです。

 

このように、
パーツパーツを見てまとめ上げる要素還元主義は、
『機械論』と『方法主義』を生んでいきました。

 

部品として組み上げるという発想は、
機械を組み上げるようなものです。

 

そして、
データを蓄積し、
誰もが同じようにできるようにノウハウ化する方法主義は、
科学の発展を大きく後押ししていきます。

 

これが現代にも通じています。

 

そして心理的にも大きく響くことが起こります。

 

それは、
合理性に傾きすぎた結果、
人すらも機械のパーツに見られたり、
誰もが同じようにできるようにとする『ノウハウ化』によって、
『個人』という人間味(心)が、
ものがものすごく希薄になってしまっています。

 

これが男性性に傾きすぎた社会の結果です。

 

だからこそ、
2000年に入り、
心や安心を重視する女性性の希薄さが『癒し』というものを持って
バランスを取ろうとしていきました。

 

ここからは、
この近代化に象徴される男性性と、
宗教性に感じる女性性を踏まえて、
乗り越えていくことが必要です。

 

バランスを取りつつ、
自分の人生とライフワークに活用していただけたら嬉しいです。

 

社会の流れの中で作られる観念が

心にも響いてくるということについてでした。

 

 

以上。


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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