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13.12.2018

私の中では、
『愛』というものは、
一生掛けて探求しても、
紐解けないんじゃないかというくらい大きな概念です。

 

それでも、
子供に感じる愛、
恋人に感じる愛、
人を大切に想う心、
真心を込めるという気持ちは、
なんとなくかもしれませんが
でも誰もが必ず感じられるものです。

 

では、その愛とは、

自分と『同一化』出来るほどに愛が深まります。

 

お母さんと、
見知らぬおばちゃんと、
どっちが大切かと言われれば、

大抵、
お母さんの方が大切だと答えるでしょう。

 

それは、
お母さんに対する愛の大きさも大きいことを感じます。

 

これは、自分にとって、
見知らぬおばちゃんより、
お母さんの方が自分に近く、
自分と同一視できる部分が大きいということです。

 

まさに、
愛は自分と相手との間を埋めているような存在で、

自分と同一視しているほどに、
愛のレベルは高くなり、
大切さや重要度も高くなります。

 

物理的な距離も、
意識的な距離も近づくことで、
同一化が起こります。

 

例えば、
昔ソニーからAIBOという犬型のロボットが販売されていました。

 

言ってみれば、
おもちゃなのですが、
今でも壊れたAIBOのお葬式が行われていたりします。

 

同じように、
子供の頃好きだったぬいぐるみが捨てられないという人も多いように、

モノすらも、
いつも一緒にいて(物理的距離が近く)、
そこに感情を傾け、
感情の受け答えが出来るほど(意識の距離が近い)、

同一化してきて、
それとともに愛情があふれてきます。

 

話は飛びますが、
お釈迦さんの言う『悟り』とは、
全てのモノが同一化した状態を感じているものです。

 

全てはひとつ『空』の概念です。

 

まさに、
テーブルの上のコップも、
お母さんも
同じレベルで同一化していくので、
その大切さ、愛のレベルも同じになるということです。

 

コップとお母さんが同じという、
普通の感覚ではなかなか掴めないのが『悟りの境地』ですが。

現実的には、
人間はこの社会で生きて、
自分と自分以外のものとに分かれています。

 

物理的な距離が出来ています。

ですから、
最初は同一化できていないワケです。

 

恋愛などの流れを見ると、

まず、
情報量が少ない状態で
『あ、この人同じようなところがある』と感じると、
同一化が進み、
恋心が芽生えてきます。

 

Likeの段階では、
『同じところを見つける』ほど
好感度が上がります。


これは、
よくナンパテクニックなどで言われます。

 

そこからLoveに上がる時は

『違うところからの尊敬』を感じると好き度が増します。

 

自分の知らない世界を見せてくれたり、
教えてくれる人は、
その部分はその人と同じということになるので、
同一化が益々進みます。

 

そしてラブラブでくっつきだせば、
物理的な距離もなくなり、
同一化がより一層進みます。

 

まさに恋愛感情マックス状態です。

 

ですが、
その後よくよく見ると、

自分の持っている世界観と、
相手の持つ世界観が全く同じなんてことには

ならないことに気が付いていきます。

 

そのズレを修正しながら、
お互いに心地よいように、
お互いで同一化していける部分をさらに作っていけるなら、
良いパートナーシップが築けます。

 

ですが逆に、
ズレがどんどん大きくなっていくと、
同一化から、分離が始まり、

分離していく意識は、距離を生みます。

 

その離れていく分だけ、愛情も薄れていきます。

 

人間はどうしても現実を生きる訳で、
そこにははじめから、
『自分とそれ以外』が分かれていて、
距離というものが出来てきます。

 

そこを埋めていけるのかで、
愛の深さや、
真心のレベルも変わります。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。
 

 

 

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