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意識と思考の構造

09.12.2018

人の意識でズレを生むメカニズムについてです。

 

人は、
抽象的な思考ができることが一つの利点です。

 

例えば、
友人との会話で、
『お腹がすいた、なにか食べに行こう』
と言った時、

このなにかというものは、
この世には無いものです。

 

ある意味、
食べ物を全部ひっくるめた言葉として意味付けされた

抽象的な言葉になります。

 

だから、
厳密に『何』が食べたいかは、
この後の話の展開で決まっていきますが、

抽象的な言葉を使いながらも、
なんとなく会話が成立していくのが、
人間の思考であり、
意識の性質です。

 

例えば、
『ネコって可愛い』『そうだよね』
と言った時、
会話しているお互いの頭の中に描き出されたネコは違います。

 

三毛猫なのか、
アメリカンショートヘアーなのか、

私達の頭の中では、
なんとなくイメージが頭の中にふわっと描いたものがありますが、
そこにズレが生じています。

 

ネコと言われて、
さらに上の抽象度の『ネコ科』というように受け取った方が仮にいた場合、

もしかしたら頭の中には、
トラが描き出されていることもあるかもしれません。

 

『いやいや、怖くて触れない』
と言いだしたり。

 

もうそれは、
ズレている会話になります。

 

極端な例え話ですが、

実は、
言葉が抽象的で、
そこから描き出されるイメージが曖昧な言葉は、
日常にものすごくたくさんあって、
でも、
私達はなんとなくで会話を成立させることが出来ています。

 

ですから、
なるべく頭の中のイメージが共有されるようにするほど、

話を具体化していく必要があります。

 

皆様よくやるのは、
『なんか食べたい』と言った時、
『和食、洋食、中華なら?』
のようにより具体的にしていきます。

 

そして最終的に、
『〜店のドリアが食べたい』と決めます。

 

『なんか』という抽象的なものから、
和食などのジャンル分けをしてきます。

 

それでもまだジャンルの段階では、
この世に存在しているものではありません。

 

〜というお店ぐらいになって

やっと現実的に存在するものになります。

 

そこのドリアまで明確化したら、
イメージが共有され、
意見交換の誤差はほぼなくなってきます。

 

ですから、
普段何気ない会話でスルーしてしまうイメージの誤差が、
実はコミュニケーションをズラしてしまう原因として大きくあるということが、
今回お伝えしたい部分です。

 

肩を並べて、同じ方向性を持ちながら、

未来のイメージをより鮮明に共有できるように意識のエネルギーを使うと、

力を合わせてそのイメージを現実化する力が強まって、
パートナシップはより相乗効果を発揮していきます。

 

抽象的な言葉によって、
頭の中に描き出されるイメージには、
必ずズレが生じます。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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