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心理テクニックと背景

09.11.2018

よく恋愛本などで取り上げられる
心理実験があります。

 

例えば、
女性に男性が声をかけて、
電話番号を聞き出す時、
いわゆるナンパの時に。


4人に1人は応じてくれる方法があります。

 

それは、
あるお店の前で声を掛けると

効果が上がるという実験です。

 

何屋さんの前か分かりますか?

 

答えは、花屋さんの前です。

 

600人を対象に行った実験では、
靴屋などの一般的なお店では、
平均11.5%の成功率でしたが、

花屋さんの前では、
24%まで上がりました。

 

これは、
花がロマンスを感じさせることから
結果が上がったと考えられます。

 

この実験は、
フランスの心理学者ニコラス・ゲーガン博士のものですが、
この方は、
このような実験をよくやっています。

 

また、
天気によるナンパの成功率なども調べていて、
同じ人が、
同じ言葉で500人を対象に行ったところ、

曇りの日は、13.9%に対し、
晴れの日は、22.4%まで上がりました。


晴れの日は気分が上がるので、
おおらかな気持ちになるというのが、
博士の見解です。

 

このような心理学の実験は色々あります。

 

今回お伝えしたいのは、
相手にお願いする場合、
前提条件によって、
10%アップは簡単に引き起こせるということです。

 

その状況によって、
人の心はコロコロ変わります。

 

靴屋の前ではダメでも、
花屋の前ならOKな人が、
1割以上いるわけです。

 

人は、
その直前の状況や、
その場の状況によって、
大きく左右されます。

 

でも、
通常とは違う変化がなぜ起こったのか

自分で理解はできません。

 

花屋の前で、
花がロマンスを感じさせたとは
分らないのです。

 

それだけ、
潜在意識では、
今の様々な情報から、
未来予測などもして感情を左右させています。

 

これは、
商談や交渉事において、
『前準備が特に重要だ』とよく言いますが、
このことをよく示しています。

 

行き当たりばったりでは無く、
その環境をいかに作り出せるか。

 

ビジネス系の心理学は、
こんな事ばかり研究しています。

 

花屋の前で10%、
天気の日に10%と
条件を追加して、
確率を上げていくことが出来るからです。

 

ですから、
今のマーケティングは、
知らず知らずのうちに心理を動かすことが
非常に上手くなってきています。

 

重要なのは、
心理学を学んでいて、
そういう心理傾向があるということが分かっていても、
反応してしまうということです。

 

潜在意識が反応してしまうと、
なかなか顕在意識でコントロールができません。


欲しいものは、欲しくなってしまうのです。

 

中身の無いものを、
心理学のテクニックで売るのはどうかと思いますが、
中身に自信のあるものを、
一人でも多くの人に手渡したいという時は、

ビジネス系の心理学や、
コピーライティングを学ぶのは必要です。

 

『影響力の正体(旧:影響力の武器)』は代表的な本なので、
ライフワークを発信する時などは、
一読しておいた方が良いです。

 

その気にさせる心理テクニックと背景ということで、
その直前の状況や環境によって、
人は無意識のうちに判断を変えていることが

あることをお伝えしました。

 

ライフワーカーとして『発信する立場』の人は、
この理解は、とても重要だと思います。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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