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差別

03.11.2018

一昔前のアメリカは黒人差別が当たり前でした。

 

そんな差別の意識に立ち向かった、
ジェーン・エリオット先生という方がいます。

 

1970年ごろから、
差別を体験させるための授業を開いて、

多くの賛否はあるものの、
問題意識を投げかける授業となっています。

 

当時、
白人の小学校の先生だったエリオット先生は、
肌の色の違いだけで、
判断するのが
どんなに愚かしく、
また相手がどんな気持ちになるのかを
体験させる授業を始めました。

 

小学三年生のクラスで、
青い目と茶色い目の子で分けて、

一日目は、
青い目が優秀、
茶色い目は劣等であるとし、
過ごさせました。

 

すると、
ものの15分で、
子供たちは差別意識に陥り、
青い目の子は、
茶色い目を『ブラウン』と、
嫌味を込めて呼ぶようになってしまいました。


茶色い目の子はその日、
とても心が沈み、
喜びから遠ざかってしまいました。

 

次の日は、
その立場が逆転します。

 

茶色い目の子は、
イキイキとして、
青いの目の子は、
どんよりとした気持ちで過ごすことになります。

 

エリオット先生は、
この授業の前と、
最中の優秀な時と、
劣等生とされた時と、
その数週間後に
国語と数学のテストをしています。

 

テストの点は、
優秀と認められた時が一番高く、
時間的にも短時間を記録しました。

 

逆に、
劣等生とされた時が、
一番悪く、
時間も2倍近く掛かっています。

 

授業後、
両方の立場を経験した子供たちはより仲良くなり、
テストの平均点も向上したそうです。

 

差別意識が、
どんなに人を傷つけるのか、
そしてますます能力を下げてしまうのかを、

エリオット先生は差別体験授業として、
学生だけでなく、
大人たちやビジネスパーソンにも行っています。

 

ただ、
差別に陥る原因は、
人の意識として日常的に起こりえます。

 

人の意識には、
以前コラムで書いたように、
女性性と男性性があります。

 

本当の幸せ感とは、
この男性性と女性性が調和した時に感じます。

 

エリオット先生の実験では、
優等生だと言われた時に成績が良くなった結果があります。

 

これは、
「セルフイメージ」の影響で、
『自分は優れている』

と思えるほど、
本当に良い結果に結びつきます。

 

こう思えるためには、
人と比べることをしなくてはなりません。

 

競い、
結果を出していくのは、
男性性のエネルギーです。

このエネルギーがネガティブに働くと、
差別意識になります。

 

簡単にセルフイメージを上げるには、
相手を低めることをしてしまう方が楽だからです。

 

また、
『自分が優れている』と思えるには、
もう一つ、
他人が認めてくれたということが大切になります。

 

それは、誰か。


特に、
親から認められて育つと、
基盤となるセルフイメージが高まります。

 

他人が自分を認めてくれ、
必要としてくれているという感覚を持つことは、
セルフイメージの向上に大いに貢献します。

 

『自分は出来る!』

という高いセルフイメージの
男性性が生み出す仕事や活動の結果によって、

受け取ってくれた人が喜んでくれたという、
その相手との相互作用によって幸せ感も高まります。

 

ここは女性性のエネルギーが必要です。

 

家族や友人やお客さん達と、
分かち合った時の笑顔が、
本当の自分の喜びへと変換されていきます。

 

自分だけを自意識過剰に高めたところで、
それは、
歪んだ差別意識を生むだけです。

 

人と比べ、
差を見るということは人は自動的にやっています。

 

そこに、
相手を落とし込んで、
自分のセルフイメージを健全ではないやり方で上げようとすると、
差別が生れてしまいます。

 

もう少し突っ込んで話すと、
差を感じることを、

自分に応用できる

特徴で捉える

ということに変換できると、

よりスムーズに、
自分の中の男性性と女性性が手を取り合って、
仲良く相乗効果を発揮してくれるようになります。

 

仕組みを知り、
自分のセルフイメージを健全な形で
上げていくことをしていきましょう。

 

セルフイメージが高まるほどに、
人との差は認められ、
気にならなくなります。

 

差別意識にしないで、
自分の成長に繋げましょう。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。
 

 

 

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