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先住民族の文化と心の豊かさ

27.10.2018

先住民の生活や文化として、
特に情報が多いのが、
ネイティブアメリカンです。

 

ほんの160年ほど前まで、
ずっと同じを暮らしを守ってきた民族です。


当時ゴールドラッシュに代表される西部開拓時代によって、
ネイティブアメリカンはどんどん虐殺され
その地を追われていくという悲劇がありました。


その時接触した、
アメリカ人は宗教ももたない野蛮な民族だと
勘違いしましたが、
自分たちの大切にしている宗教観を

そんなよそ者に教えること簡単にするはずもなかったのです。


でも、
部族と心を通わせ、
本来の教えを受けた現代人が執筆した本などを見ると、
本当はとても素晴らしい宗教観で世界を見ていたことが分かります。


これは、
日本の古神道にも通ずる世の中の見方です。

 

その昔、
ネイティブアメリカンは、
アジア大陸からベーリング海峡を渡ってアラスカに入り、
北から南までアメリカ大陸に散らばっていきました。


ですから、
ネイティブジャパニーズである縄文人と、
ネイティブアメリカンは親戚みたいなものです。

 

先住民の暮らしはモノがありませんでした。


みんな同じものを持ち、
同じような暮らしです。
取った獲物も同じように分け、
人の暮らしにそんなに差がありませんでした。


その中で、
神や自然との関わりを示す独自の宗教観を中心に、
自分のやりたいことや生き方を見つけていきました。


ネイティブアメリカンの成人の儀式

『ビジョンクエスト』です。


成人になり、
自分の生き方をしっかりと自分で決め、
使命感をもって生活することが、
幸せな人生に繋がるという考え方です。

 

現代人は、
逆にモノがあり過ぎています。
持ち物の差ばかりを人と比べようものなら、
本当にキリがありません。


人の心理は、
『あの人は持っている、自分には無い、あれが欲しい』
と、すぐに比べたがる意識があります。

 

ですから、
ここに目を奪われると『手段が目的化』してきてしまいます。

 

例えば、
ライフワークが、
おいしいコーヒーを淹れることで

癒しの空間を提供することだとします。


でもコーヒーについての情報を知れば知る程、
一流が使う高価な道具や、
スタバのエスプレッソマシンのような違う路線の道具や知識、
森林に囲まれたカフェなど場の違いなど、
自分には無いものが、
どんどん目に飛び込んできます。


すると、
そういったモノを手に入れれば
もっと自分は幸せになれると勘違いして、
そのモノを手に入れるために、
今を頑張ってしまうのです。


それは、
ライフワークの手段の一つなのに、
いつの間にか手に入れるのが目的になってしまっています。

 

ネイティブアメリカンの
『ビジョンクエスト』で描くのは、
『自分のあり方と込める想い』です。


ただ、
人は弱いもので、
簡単に『人と比べる』ことを意識してしまいます。


ネイティブアメリカンも例外ではありませんでした。


近代社会と交流してしまった若い世代は、
その魅力的な社会に触れ、
お金に触れ、
そして酒とドラッグに溺れるような日々を過ごす人も

少なくありません。

 

現代社会は、
本当にいろんな情報やモノに溢れていますから、
その構造を知り、
人の心理の構造も知った上で、
『自分の本当のあり方』に取り組む意思が必要です。

 

よく、
『お金も時間も制限がなく、全てが出来るとしたら、あなたは何をしますか?』
という質問が言われます。

 

この質問の背景には、
『モノや生活に差がない上で、あなたはどう生きるのか?』
というネイティブアメリカンのビジョンクエストの感覚が入っています。

 

『制限がなく、何でもできるとしたら、
どんな想いで、何をするだろう』

 

そして、
『今と同じことをやる』と答えられるのなら、
その人はライフワークを生きている証拠です。


人と比べる意識を知った上で、
そこに流されない意志の力をもっていきましょう!
 
以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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