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役割演技

11.10.2018

これにはまり込むと、
自分を見失う事にもなります。

 

まずは自分が何かしらの役割を演じていることに気付きましょう。

 

「人には役割を演じる性質がある」


人間は、
関係性の中で生きています。


この関係性があるからこそ、
楽しみも幸せもあるのですが、
同時に苦しみも悲しみも生み出します。


心理学の実験で、
特に残虐性をしめした実験として有名なのが、
『スタンフォード監獄実験』です。


新聞広告などで、
無作為に選んだ人を看守役と囚人役に分けて観察した実験です。


時間が経過すると、
次第に看守役の権限や強い立場から、
暴力などが始まり、
それがエスカレートしていきました。


それを知った、
家族や弁護士の介入でようやく打ち切られた

という記録が残っています。


この実験を行った心理学者のフィリップ・ジンバルドーは、
『なぜ途中で止めなかったのか』と批判を受けましたが、
ジンバルドーもまた観察者という役割に入り込んでしまい、
実験の経過にのめり込んでしまったと答えています。


このようなことは、
日常的にも起こりえます。


イライラしている上司と、
無能な部下、
それを傍観している同僚などは典型的です。


徐々に関係性が作られ、
完璧に役割を演じ始めてしまうと、
それは潜在意識に刷り込まれ、
さらにエスカレートしていきます。


上司は、毎日怒りっぽくなり、
部下は、ますます無能っぷりを発揮し、
傍観者は、ひどく怒られている現場を見ていても

何も感じなくなっていきます。

 

「役割は世界の限定から始まる」
この役割が起こるというのは、
世界が限られているからです。


会社の中、
しかも部署の中のように場が限定された時に、
『役割演技』は強く発揮されていきます。


ですから、
設定されている場を、
まずは認識することが必要です。

 

「役割は能力を高める効果もある」


逆に、
警察官や消防士などは、
その立場という役割を演じることで、
責任感や勇気がより一層高まったりします。


人は場の設定における役割を
演じることで、
逆に能力を伸ばすことも出来るのです。


自分をどんな場において、
どんな役割を演じたいのか、
そこを自分でデザインできるようになると、
心は軽く自由になっていきます。


ですが、
場に入り込んでいるとなかなか自力で

そこから脱することが出来なかったりします。


そんな時は、
その場に所属しない外にいる人に相談するなりして、
まずは、自分は本当はどうしたいのかという

本心を見ていくことが必要です。


心のことが分かってくれているとなお心強いですね。


頑張って役割を演じたまま、
苦しい場に身を置いておいても、
魂が苦しいだけです。


職場や家族やパートナーシップでも、
自分はどんな役割を演じているのか?


そんな役割を演じたいのか?


視野を大きく持って理想的な人を
思い浮かべながら、
一度洗い出してみる時間を取ってみましょう。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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