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サピエンスからルーデンスへ

09.09.2018

「メタルギアソリッド」などのゲームクリエイターで有名な小島さんの言葉で、

『サピエンスからルーデンスへ』というメッセージがあります。

 

ホモ・サピエンスという言葉は、
聞いたことがあるかと思います。


ホモとは『人』を表します。


ですから、
ホモ・○○というと『○○な人』という意味になります。

 

サピエンスとは賢いという意味ですから、
ホモ・サピエンスとは『賢い人』という意味です。


これを提唱したのは生物学者のリンネです。

 

他にも、
「ホモ・ファーベル(道具を使用する人)」
哲学者ベルグソン
「ホモ・デメンス(錯乱する人)」
動物行動学者ローレンツ
「ホモ・エコノミクス(経済人)」
「ホモ・レリギオス(宗教人)」
など色々あり、
人を定義する言葉として使われています。

 

『ホモ・ルーデンス』とは、
オランダの歴史家ホイジンガの言葉で、
『遊ぶ人』という意味になります。

 

『サピエンス(賢い人)からルーデンス(遊ぶ人)へ』とは
まさに今の時代に合った言葉だと感じます。

 

遊ぶといっても、
その場限りの満足感を得るものではありません。

 


小島さんが綴られた言葉をご紹介します。
———————————————————
『わたしたちは、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)』
この世に生まれたときから誰に頼まれたのでもなく、
まして命じられたわけでもなく、
自ら楽しい遊びを見つけ、
発明してしまう変わった生き物、
それが私達です。
誰かと一緒になって、
あるいは誰かと競いあって、笑ったり泣いたりしながら遊ぶ。
その体験は、
わたしたちを結びつけ、
わたしたちを自由にしてくれました。
その大切な経験を伝えるために物語を作り、道具を作り、
遊びを進化させてきました。
文明の始まりには、
常に遊びがありました。
遊びとは、
ただの暇潰しではなく、
根源的な創造なのです。
(中略)
遊びの創造の向こうに、
新たな進化が待っています。
わたしたちは、遊ぶ人(ホモ・ルーデンス)
———————————————————

 

 

ルーデンス=ライフワークです。

 

ただ、
『遊び』という言葉で間違ってはいけないのが、
ドラッグをやるかのような、
自分のためにも、
誰のためにもならないような、
その場限りの自己満足は、
『本当の遊び』ではないということです。

 

自分が楽しみ、
夢中になることの中に、
必ず『自己成長』と『他者貢献』が入っていることが

『遊びの本質』です。

 

『遊びとは、ただの暇潰しではなく、根源的な創造』という言葉通り、
自分なりの創造が含まれてこそ、
本当の遊びだと私も思います。

 

自分が楽しくてとても上達したことが、
何かを生み出し、
それがいつの間にか

誰かの役に立っていたという構図が成り立つことが、
『ルーデンス(遊ぶ人)』です。

 

楽いからゲームを作っていたら、
その世界を沢山の人が喜んでくれた。

 

それはまさに「ライフワーク」です。

 

『ライフワーク(遊びの創造)の向こう側に、
新たな進化がある。』

「賢さ」から、「遊びの本質を知る人」へ

時代が求める人も変化してきていると感じます。

 

人生を遊びつくしていきましょう。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。
 

 

 

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