心の交流が無いと、人は生きていけない!
28.08.2018
あなたには、
心から会話ができる相手がいますか?
人間は、
心の交流や協力が無いと、
生きる力を失うことがあります。
戦後1954年、
ある養護施設のデータにこんな記録があります。
親が亡くなったりした0~1歳の赤ん坊を
引き取る施設でのことです。
この施設は、
食事と衛生環境はしっかりと整っていました。
しかし、
91人の子供のうち、
2歳になるまでに37%が命を落としました。
その原因は、
大人の人数がいないために、
子供たちはほぼ放置状態。
唯一足りなかったものは、
心の通うコミュニケーションでした。
コミュニケーション不足で心の交流が全くない状態だと、
生きていくことすらままならなくなるという事です。
『誰かに必要とされている』、
『自分がいることで誰かが喜んでくれる』
ということが、
どれだけ人に生きるエネルギーを与えるかは、
アウシュビッツ強制収容所を経験した心理学者
ヴィクトル・フランクルも語っています。
自殺大国なんて言葉で語られることもある我が国ですが、
内閣府の発表では、
3年前の自殺者は年間2万4千人。
東日本大震災の死者行方不明者が1万8千人ですから、
あの震災以上に、
毎年、
自ら命を絶つ人がいるということに驚きを感じます。
その中で「無職者」が約1万5000人で
全体の約60%を占めて最も多い状況。
やはり仕事というものは、
ある種の「必要とされている感」が芽生えるものです。
ライフワークは、
仕事や活動を自分で創ることができていきます。
これからは、単純な仕事がどんどん奪われる時代。
それは、
グロバール化による安い労働力の流入、
ロボット工学の発達による無人運用などで、
労働力による対価は限りなく低くなっていきます。
私達は、
ライフワークを突き詰めて、
自分だけにしか出来ない
「onry one」の活動を作ることが求められます。
そうすれば、
どう時代が流れても、
自分の立ち位置を確保していくことができます。
いまから準備していきましょう。
そうすれば、
おのずと心の交流はどんどん深まっていきますし、
生きるエネルギーも湧いていきます。
以上。
神鷹のコラムでした。
