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現実は真実とは限らない

08.06.2018

有名な話ですが、
こんな例があります。

 

ある駅から、
泣きじゃくった女の子と

その父親が電車に乗ってきました。

 

大声で泣く子が隣にいるのに、
父親は何もしないで、
ぼーっと座ったままです。

 

ワーワー泣く声が

電車内に響き渡ります。

 

本を読んでいたあなたは、
気になって仕方ありません。

 

何もしないその子の親を、
みんな怪訝そうに見ています。

 

この時、どんな感情が出ますか?

 

『うるさい!』

と心の中でつぶやきますか?


『なんで、何もしないのか?』

と不思議に思いますか?


『早く泣き止ませろ!』

イライラした気持ちになりますか?

 

そんな時、見かねたあるお婆さんが、
その父親に声を掛けました。

 

『なにかあったのかね?』

 

父親は、
『先程病院で、妻が、
この子の母親が亡くなったんです。
今日だけは、
思いっきり泣かせてあげようと思っていまして。
ご迷惑をお掛けして、すみません。』

その瞬間に、
電車の中の空気が変わりました。


みんな『それなら仕方がない』と納得し、
その子に『辛いね。』『大丈夫?』

と声を掛けるようになりました。

 

どうですか?

あなたも気持ちが変わりましたか?

 

目の当たりにしている現実は、
一つなのに
背後の情報が加わるだけで、
感情が一変してしまいます。

 

表面の現実は、
一つの情報に過ぎず、
背後には

たくさんの情報があるわけです。

 

感情とは、
その情報によって、
いとも簡単に変わってしまうほど、
うつろいやすいものです。

 

ですから、
感情を大切にする気持ちと、
その感情に振り回され過ぎない

バランス感覚を持つこともまた
自分自身を素直に発揮していくには、

大切なことだと感じます。

 

見たままを真実だと勘違いして、
感情のまま動くと、
失敗する恐れがあります。

 

現実と真実、
そして感情。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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