© 2017. kamitaka BLOG all right reserved

「生きる」というテーマ

07.05.2018

宮崎駿監督の
代名詞ナウシカについて

書いていこうと思います。

 

昨日の記事の『美しき緑の星』を見てから、
なぜかナウシカの話をしたくなりました。

 

私がナウシカを見たのは、

1987年くらいだと思います。


かなりナウシカには影響を受けました。

 

映画公開は1984年ですが、

原作は1994年まで書き続けられていました。

 

宮崎監督の、
『風立ちぬ』の後の引退記者会見で
今でも覚えている言葉があります。

 

記者が、

『全ての作品を通じて共通していたメッセージはありますか?』
という質問に

『子供達に、この世界は生きるに値する世界なんだと伝えたかった』
と答えています。

 

風立ちぬのキャッチフレーズは、
『生きねば。』でした。

 

そして、

原作ナウシカの最後の言葉も
『生きねば』でした。

 

『生きるとはなんだろう?自分にとっての幸せな人生って何なのだろう?』

これは、私のテーマでもあります。

 

『美しき緑の星』では、
自然と調和した

はるか未来の暮らしが描かれています。


でもそれは、

縄文時代に似た暮らしぶりです。

 

私はたぶん心のどこかで、

そうはならないと思っているのかもしれません。


人間に成長欲求がある限り、
今まで培った技術と自然調和とを、

踏まえて乗り越えた世界観に

行きつく気がしています。
(それが念力というのもひとつなのですが・・・)

 

その時に、
ナウシカを通じて

宮崎監督が発せられるメッセージが
非常に重くのしかかる気がします。

 

それは、人間とは、
『慈悲と破壊の混沌である』ということ。

 

強く優しく、
そしてもろさのある少女ナウシカを、
物語中の王様は最後に

そう例えて発言しました。

 

『慈悲と破壊の混沌』

 

これは、宮崎監督の世界や

人間に対する考え方のように
強く伝わってきます。

 

もし、このナウシカの世界観のように、
『住む場所が無くなり、食べ物に飢え、自分の大切な我が子が
今にも死にそうな状況に陥ったら、
それでもはたして、
人間は愛で生きられるだろうか?

誰かが、奪いに行こうと言い、
一斉に立ち上がられても
それでもNOと言えるだろうか・・・』

 

そんな風に捉えると、
まさに混沌がやってくる感じを受けました。

 

人間とは複雑であり、

思考と感情の狭間を揺れ動く
『混沌』とした存在です。

 

でも、

そこに恐れが加わる必要はないと思います。


恐れが道を踏み外す、、、


それでも『生きねば・・・』


『この世界はそれでも生きるに値する世界なんだ』

 

その混沌とした世界でもきらりと光るものを
宮崎監督は描いて

伝えてくれているのかなと感じました。

 

そんなきらりと光るものを、
私も、見つけて喜びあえる、
仲間と一緒に旅を続けていきたい。

 

そんな風に思いました。

 

ナウシカが好きでも、
私のように原作を

読んでいない方も多いと思います。


機会があれば是非読んでみて下さい。


映画とは違った

複雑なテーマがそこにはありますから。

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload