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会話、そして言葉を伝えるということ

11.04.2018

言葉って実は、難しいということについて
今日はお話し致します。

 

最近はコピーライティングという言葉のプロも、

メジャーになってきていますが、

そもそも言葉を理解していないと
伝わるものも

伝わらなくなってしまうものです。

 

少し大きな話から入りますが、

人はそれぞれ

自分だけの宇宙を持っています。

 

自分と同じ経験をしている人なんて
一人もいない訳ですから、

この世界で

物理空間としての宇宙は一つであっても
一人一人の中にある宇宙は

異なってるんですね。

 

そして、

言葉というものはその宇宙の断片を
「圧縮」しているものです。

 

例えば、「お茶」という言葉を発した時、
日本人なら、

緑茶をイメージするでしょう。


でも外国人なら

紅茶かもしれません。

 

言葉が伝わるということは、
どれだけその相手との宇宙が

「共有」されているかに掛かってきます。

 

人の会話は、

その場の状況や流れを見ながら、

憶測で進んでいます。

 

以前、サザエさんの一場面で、
波平が「おい!」というと、

船が「はい!」とお茶を出してくる

という話しがありました。


「おい!」=「お茶」が成立するには、

「おい!かあさん、

食後はお茶を飲みたいから出してくれ」
というような世界観の

「共有」があるからこそ、
「おい!」に「圧縮」しても

会話が通じるんですね。

 

この世界観(内なる宇宙)を共有してれば、
情報は圧縮できますが、

個人の宇宙は、人それぞれですから、
圧縮された言葉を、聞いた人が解凍した時に
別のモノになっていることが

よくあります。

 

きっと波平がサザエに

「おい!」と言っても
「はい父さん、呼んだ?」

と振り向くだけで
お茶は出てこないでしょう。

 

「圧縮」と「解凍」が

一致していないということです。

 

「おい!」=「お茶」は極端な例ですが、
言葉とはそもそも他の情報を

「圧縮」しています。

 

「犬」といっても、解凍する人によっては、
ゴールデンレトリバーかもしれないし、
ミニチュアダックスかもしれません。

 

これは、本当に伝えたいと

思っていることでも、
100%相手には伝わっていない

ということを意味します。

 

会話は、
その解凍ミスを繰り返して、

それを次の単語で補正して、
と曖昧な感じで進んでいくんですね。

 

相手とどれだけ宇宙を共有しているかで、
会話の質も大きく変わってきます。

 

それくらい会話って、適当と言いますか、

曖昧であることが多々あるかと思います。

 

最後に何が言いたいことは、
よくクライアント様で、
相手の事をおもんばかり過ぎて、
発言、行動が出来ない方、

気にし過ぎてしまう方が

多々いらっしゃいます。

 

例えば、『頑張って』と素直に言ったら、
本人は限界まで頑張っていて、
余計に悩ませたとか、

よくある話です。

 

はっきり申し上げると、


言葉は、発言した時点。


行動は、行動した時点。


で、その二人。


もしくは、そこで話した方々。


の『共用物』になります。

 

ですから、相手がどう捉えようが、
自分自身がどのようなつもりで、
相手に発言したか、

行動したかが大事な訳で、

相手がどう捉えた、受け取ったかは、
問題ではないんです!

 

そんな弱気じゃあ、何も出来なくなるし、
なにより、

主体性が欠けています。

 

お分かり頂けましたでしょうか?

 

以上。

 


神鷹のコラムでした。

 

 

 

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